スターターの調子が、、、

5月19日

 

本日は火曜定休日。

ブログをご覧の皆様おはようございます。

今週もご覧いただきありがとうございます。

尚、明日は第3水曜定休と続きますのでお間違いになさいませんようよろしくお願いいたします。

 

GW休暇明け出力全開のアンジーでございます。

ご依頼いただいております各車両の完成、仕上がりにむけ精一杯進めてまいります!!

 

それでは本日更新分とまいります。

今回は久しぶりにメンテナンスのブログでいきますのでご興味がある方は是非に♪♪

ご依頼車両はFXST ツインカムソフテイル。

縁あってご入庫いただきましたが初見の車両でもございました。

2007年にインジェクション6速ツインカムモデルが登場してから19年が経過したことになります。経過年数と経年劣化による消耗という面では色々ございますが その中からあるあるのメンテナンスをご紹介していきます。

 

さて、スターターの調子がイマイチとのことで まずは診断してほしいとご依頼いただきました。という事でまずはスタートボタンを押してからの挙動を確認すると、、

ん、、ですね、、聞き覚えがある音がします。

T/C88から96へと変わっても消耗してくるとこの挙動は出ます。

そして、この症状が出初めてからそうそうに対処できたかどうか、しばらくそのままで負担をかけ続けていたかどうかで 中身の状態が変わってきます。

どこまで交換が必要になるかは見てからの判断とします。

それではとりかかります。

ツインカムソフテイルのスターターとなるとオイルタンクの下にあります。
すなわち スターターA’ssyの取り外しはオイルタンク本体を下ろさないといけません。地味にこのオイルタンクを取り外すという行為は初手からメンタルをゴリゴリにえぐってきますwww

っというのも オイルが絡むので作業の都合上 始末が悪いww

また、この辺はフィードラインパイプなどの差込口のパーツはもちろん年数経過によるサビや腐食といった表からは見えない部分の2次被害、3次被害の可能性も出てきます。スターターがメイン修理のはずが知らず知らずのうちに被害が拡大して 色々な修理となる場合もあります。っとまぁ 時間が経過した車両を手を付けるには相応の覚悟が必要なため スムーズに作業が終われること願いつつ 進めていきます。

幸いなことにここまではトラブルなく取り外し完了!!

シートポスト、バッテリー、ケース、オイルタンク本体、パイプ&ホース関係、エキゾーストパイプ、、、スターター本体にフルアクセスできるまでにはここまでバラします。同じ6速モデルでもダイナやツアラーは直でアクセスできるので良いのですが ソフテイルモデルだけはこういった過程になります。

ようやくメインに辿りついたのでここからが本番です♪♪

プライマリーケースから取り外されたスターター本体。

これを割っていきます。

ソレノイドコイル、モーター、といった具合にぱっかーん!!

ここでようやくご登場となったスターターワンウェイクラッチ。

約19年間誰の目にも触れてこなかった部分です。

これがいわゆるスターター空回りの原因となるパーツとなります。

クラッチの力が弱まるとスターターの起電力に耐えられず空転してしまい始動困難、不能となります。

さて、今回のケースは始動が正常な状態ではない症状が出てから時間が経過した状態でしょうか。取り外したクラッチの先にあるスターターピニオンギヤが、、、

だいぶやられておりますね。

このピニオンギヤのあたりはクラッチシェル側にあるリングギヤとかみ合います。

スタートの力をスムーズに伝えこのギヤに噛み合うとぎゅんっと!!セルが回るということです。

今回はクラッチの力がスムーズに伝わらない状態で繰り返した結果 ギヤも痛めてしまったという見解です。この後はクラッチ側のリングギヤも点検が必要になりました。

ギヤ同士のかみ合わせですから少なからず消耗は進みますが 本来の消耗具合とは違った場合原因は必ずあります。

今回のワンウェイクラッチ以外でも修理&メンテナンスの場合 乗り手の気づきの部分が一番の早期発見といえます。

いつもとなんか違う、今までこんな感じはなかったといった違和感が感じ取れた際は まずはご相談ください。

クラッチ本体も新品との比較するとこうも違うんです。

当店管理車両においては検査やメンテナンスの際に何かしらの兆候が出ていれば ご提案させていただきますので ご安心ください。

 

さて、今回は幸いにもリングギヤ側の損傷は重大ではない判断をさせていただきましたが 多少の手直しはしております。長く大事に所有されていく上では もう少し早い段階でのご相談がよかったかもしれません。

改めてこのことをオーナー様にご報告したところ 実は車両購入店にてご相談されていたとのことでした。現行系ハーレーを取り扱っているショップさんであれば 今回のような症状はある程度想定できる内容かと思いますが そうではない某量販店さんでは正常であるので問題ありませんと回答されたとのことです。

少なからずプロであろうお店に頼った結果問題なしと言われれば 普通はそうなんだと思うのは必然でしょう。何を見て問題なしとお答えしたか聞きたいくらいです。

アフター問題は常々ありますが 今回の問題に限らずハーレーの中古車を購入される場合はハーレー専門ショップさんから購入されることを強くお勧めします。

価格が手ごろだったりとメリットはもちろんあると思いますが 安価には安価な理由もあると思います。購入後のアフターも含めお店選びも考えて購入を検討してください。

 

本日はここまで。次回更新もお楽しみに。

 

最後に…。

久しぶりにヤラレタwww

新品開封した直後のワンショット。

ボルトオンのパーツのはずが ネジ山切られてないwww

USAトラップ!!

最近はあまりなかったのですが 久しぶりにUSAを感じました。

これではいくら差し込んでもつかないですwww

とはいえ こういうのも手慣れたもんで サクッとネジ立てて完了です!!

 

 

※現在、お手持ちの車両を手放したいとお考えの方、まずは一本 ご連絡ください。

買い取り、委託販売などご相談いただければと思います。

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